久しぶりの更新です
以前まで使っていましたサーバーのサービスが終了となりまして何かとUPするのに手間取ってしまいました言い訳ですが(^^;
さて、最近までとても忙しい感じでしたがアメリカのトランプ大統領の方針の影響なのか、ぱったり暇になりました
バタバタとしていた時と違い、ゆったりと仕事をしています
社員の皆も少し気持ちにゆとりが出来たのか家族での話しもしてくれるようになりました。
そのような中、工場長の息子さんが小学校のプール掃除で捕まったトンボの幼虫のヤゴをもらってきた様子が興味深い話だったので記事にしようと思います
“このヤゴを欲しい生徒は手を挙げて”という先生の問いに元気よくハイと手を挙げて貰ったようですが…貰った以上はちゃんと育ててトンボに羽化させてみたいと思い水槽に水を張り本格的に飼育してみたらしいのです。
最初、何を食べるのかもわからずお父さんである工場長が調べると肉食であり虫を食べるということを知り、なんとわざわざ釣具屋さんまで行って餌になる赤虫を購入してあげていたそうです
毎日観察をして食べている様子とか移動の方法とかも見ていたのかもしれませんね
因みに赤虫は万博会場でお騒がせしてるユスリカの幼虫です、気持ち悪いとは皆さん言っておられますが食物連鎖の重要な位置にいます大切な資源かもしれません
赤虫はフナやモロコなどの魚類も大好きですから
“割り箸を一本入れて置いた方が良いよ、羽化したときにヤゴが使うから”とアドバイスしたら数日後実際に羽化して家族で観察できたそうです

赤とんぼの仲間でしょうか?赤とんぼとは言え一体何種類いるのか見分けがつきません元気にこの後、お空へ飛んでいったそうです
親子で素敵な体験が出来たことでしょう
これも大切な教育の一つの形だと思います。後にこの体験を通じて学びを得て役に立つことを願います
虫はキモい
これはわかります…気持ちが悪いという感覚は一人ひとり違うものなので仕方ありませんがキモいで事を済ませてみれば何も学べません
昆虫から恩恵を人類が受けていることは紛れもない事実です
ジャポニカ学習帳の昆虫画像がキモイという意見が先生や保護者から沢山あって一時期姿を消したのが悲しい出来事でした
はちみつや蚕からの絹、赤い着色料のカイガラムシの色素なんかは様々な食品に利用されています”
こうした何かへの転用や応用の発想はキモイで完結していたら何も生まれません
工業製品の技術転用でもすごく注目されていることが先日、テレビで紹介されていたのを思い出しました
ハサミムシの羽の構造がすごい
ハサミムシという昆虫をご存じでしょうか?石の下をひっくり返すとお尻に大きなハサミを持っているやつです
あれ!見た目からは想像できないのですが飛べるみたいなのです
羽を小さく折りたためられる事でそれをヒントに技術的に応用された製品もあるみたいですね
折りたたんだ中心の軸をずらすことでコンパクトに収納できるという構造になって九州大学が発表したものがネットにupされています興味のある方は一度見てください
凄いですね!九州大学とか将来自分の子供が行けたら本当にすごいとか思いますよ
虫キモいでこれでも終われますか?いろんな可能性を秘めた事を大人が子供に伝えていくのはとても大切なことです、その上でその最初の取っ掛かりの部分だけを教えたら子供は自分でネットや図鑑を使って自分で調べていくのです
すべてを教える必要はありません
0を1に変える力、1を10に変えてより実践的に実用的に私たちも生活をより良く便利に進化していく力を小さな昆虫、いや微生物などからもヒントを得て成り立っているわけですものね
たまにゴルフグリーンの上をハサミムシの更に小さい形の昆虫のアオバアリガタハネカクシが歩いているのを見かけます…知らずに指先で払い除けるような事をすると毒でひどい皮膚炎を起こしたり…こういうのも知っているとまぁ防げますから興味を持つことは悪いことではありませんよ
真夏の暑いこれからの季節、榎や桜の木の上を天高く飛んでいる美しいタマムシの羽!どうしてあんなメタリックな光沢を自然は作り出せたのでしょうか?本当に私は神秘的だといつも思います
医療の世界でも昆虫由来の酵素を使って白血病などの血液のがん治療に転用されている研究が進んでいるようです
明日の未来を創る子供たちにエールを送りつつ
私なんぞは昆虫採集のお手伝いしかできそうにないへっぽこなおじさんですが何かしらお役に立てれば幸いな事だと感じています
全然、町工場とは関係ないブログで申し訳ないです
また気が向きましたら更新いたします
2025-06-22